上腕二頭筋とは、腕に力を入れた時にできる「力こぶ」を作る筋です。
見た目だけではなく、日常動作にも関わってくる大切な筋肉です。
今回は上腕二頭筋について書いていきます。
目次 1、上腕二頭筋とは 2、上腕二頭筋を鍛えるメリット 3、上腕二頭筋の鍛え方 |
1、上腕二頭筋とは
上腕二頭筋とは、肩関節、肘関節、橈尺関節に関与している「三関節筋」で、肩の前側に動的安定を与えています。
短頭(内側)と長頭(外側)に分かれています。
◇上腕二頭筋の起始、停止、作用
上腕二頭筋の始まり(起始)は
・短頭: 烏口突起
・長頭:肩甲骨の関節上結節
上腕二頭筋の終わり(停止)は
・橈骨粗面
・上腕二頭筋腱膜
上腕二頭筋の主な動き(作用)は
・肘関節の屈曲(肘を曲げ前腕を肩に近づける動作)
・前腕の回外(手首を捻る動作)
・肩関節の屈曲の補助(腕を上げる動作の補助)
2、上腕二頭筋を鍛えるメリット
・メリット1:日常生活に役立つ
上腕二頭筋を鍛えると、重い物を持ち上げやすくなったりキャップや蓋が開きやすくなったりと、日常生活の助けになります。
・メリット2:スポーツのパフォーマンスが上がる
上腕二頭筋は、ラケットやバットを振る動きに関わってきます。
この筋肉は色々なスポーツに使われるため、鍛えることでパフォーマンスが上がることが期待できます。
・メリット3:怪我をしにくくなる
上腕二頭筋を鍛えることで、腰など痛めやすい部分へ負担をあまりかけずに重いものを持ち上げられるようになることが期待できるので、怪我の予防になります。
3、上腕二頭筋の鍛え方
今回は「パームカール」という上腕二頭筋の鍛え方を紹介します。
- 両足を肩幅に開きます
- 右手は握りこぶしを作り、左手はこぶしを作った右手の手首を掴みます
- 反動をつけないよう気をつけながら右腕の肘をゆっくり曲げていきます
- 左手は右手が上がって来られないように反対方向に負荷をかけます
- 肩ぐらいまで上げたら、ゆっくり元の位置に戻します
- 10回×3セット程度行い、反対の腕と交代します
今回は上腕二頭筋についての解説をしました。
加圧トレーニングは上腕二頭筋を効率よく鍛えられますので、気になる方は是非当店の体験コースにお越しください。 お待ちしております。