巷には色々なダイエット法があります。何かを試して挫折して、また良さそうなダイエット法があったら試してまた辞めて…そんなことを繰り返している方も多いのではないでしょうか?
ダイエットとは日頃何気なく食べている食事への向き合い方と食べているもののクセを改善する生活習慣の訓練です。
その第一歩として、食への正しい知識と今の体型になってしまった原因を客観的に把握することが重要なポイントです。
そして、ダイエットに成功した人は間違いなく、運動だけでなく食事への意識を変えることができた人たちです。
「筋トレ」
筋トレをすると何故ダイエットに良いかというと、
筋トレをすると、成長ホルモンを始め、脂肪分解を促すホルモンが分泌されます。
すると、
脂肪細胞から中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸として血中に放出されます。
遊離脂肪酸は運動時のエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)という物質を産生するためにするために使われます。
簡単に言えば、筋トレをすると脂肪が体を動かすエネルギーとして使われるということです。
「食事」
食事の正しい知識の第一歩として知っておいてほしいことは、「糖質とインスリン」についてです。
糖質を摂ると身体の中でどのようなことが起きているか説明していきます。
まず、糖質とは炭水化物から食物繊維をとったものを糖質と呼びます。
食べ物で言うと、白米、パン類、麺類、芋なども糖質が多く含まれている食材です。
糖質を摂ると、吸収された糖は肝臓に入り血液中に血糖として放出されます。
そうすると血糖値が上がります。そして、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌され血糖値を下げてくれます。
インスリンは、下げた血糖を体内に取り込み脂肪として蓄えていきます。
そして、体脂肪の分解を抑制してしまいます。
インスリンは血糖値をコントロールしてくれる身体には欠かせないホルモンですが、
ダイエットにおいては、このインスリンを上手くコントロールすることがポイントになります。
このように、糖質の少ないものに食事を改善して血糖値をコントロールし、並行して筋トレをすることが、筋肉を落とさず脂肪だけを落とす仕組みを作ることができるので真のダイエットといえます。