上腕三頭筋は二の腕の裏側の部分の筋肉で、見た目や姿勢にも関わってくる大切な筋肉です。
今回は上腕三頭筋について書いていきます。
目次 ・上腕三頭筋とは ・上腕三頭筋を鍛えるメリット ・上腕三頭筋の鍛え方 |
◇上腕三頭筋とは
上腕三頭筋は、肘関節の最も強い伸筋として働きます。
内側頭、外側頭、長頭の3つの筋頭から構成される筋肉です
◇上腕三頭筋の起始、停止、作用
上腕三頭筋の始まり(起始)は
・長頭:肩甲骨関節下結節
・外側頭:上腕骨近位の後外面
・内側頭:上腕骨中部の後内面
上腕三頭筋の終わり(停止)は
・肘頭
上腕三頭筋の主な動き(作用)は
・肘関節の伸展(肘を伸ばし肩から遠ざける動作)
・肩関節の伸展(長頭のみ)(上腕を後方へ向かわせる動作)
・肩関節の内転(上腕を体幹の方に近づかせる動作)
◇上腕三頭筋を鍛えるメリット
メリット1:二の腕の引き締め
上腕三頭筋が衰えると、”振袖”と呼ばれるぷよぷよした脂肪がつきやすくなります。しかし上腕三頭筋を鍛えることによって、”振袖”が引き締まり綺麗な見た目の二の腕になります。
メリット2:肩こりを和らげる
上腕三頭筋は肩甲骨にも関与している筋肉なので、鍛えることにより肩甲骨の動かしやすさに繋がります。肩甲骨の動きが良くなると肩周りが動かしやすくなり、肩こり解消に期待ができます。
メリット3:姿勢が良くなる
上腕三頭筋は普段あまり使われませんが、二の腕の前側にある上腕二頭筋という筋肉は日常的に使われ発達しやすいです。片方ばかり発達するとバランスが悪くなり、肩甲骨が前に引っ張られてしまい猫背になる可能性があります。そのため鍛えることでバランスが取れるようになり、改善に期待ができます。
◇上腕三頭筋を鍛えるトレーニング
・パームエクステンション
- 足を肩幅に広げ立ちます
- 右の手の平を上に向け、左の手の平を右の手の平に重ねます
- 両肘は曲げた状態がスタートの体勢です。その体制で右肘を伸ばしていきます
- 左手で右肘が伸びるのを抑えます
- 力を入れた状態をキープして、肘を曲げたり伸ばしたりを繰り返します
- 15回×3セット程度行い、反対の腕と交代します
今回は上腕三頭筋についての解説をしました。
加圧トレーニングは上腕三頭筋を効率よく鍛えられますので、気になる方は是非体験コースにお越しください。 お待ちしております。