糖質制限ダイエットが流行っていた時期は、白米はダイエットの敵!食べたら太る!などと言われていましたが、実際はどうなのでしょうか?
今回はダイエット中に白米は食べてもいいのか、それとも避けた方がいいのかを解説していきます。
結論から言うと、ダイエット中の白米はなるべく避けた方がいいです。
茶碗一杯分の白米は、角砂糖15個分と同じくらいの糖質量があります。
しかも、白米は血糖値の上昇度が高い、高GI食品(GI値70以上)になります。
(白米のGI値は88)
白米は精製される過程でビタミンやミネラル、食物繊維を削り取られるため、
血糖値が上がりやすくなってしまうのです。
GI値が高いということは、白米を食べると身体の血糖値が急上昇し、膵臓から放出されたインスリンが、上がった血糖をせっせと脂肪に変えていきます。
なので、白米は脂肪に代わりやすいダイエットには向かない食品なのです。
白米が食べられないとなると何を食べていいか分からない!という方は玄米がお勧めです。
玄米は白米と比べるとGI値が低い食品です。(玄米のGI値は55)
しかも、玄米は食物繊維やミネラル、ビタミンやマグネシウムが豊富に含まれており、栄養素が白米の3倍くらい多いと言われているため、白米より少量でも満腹感が得られてダイエットには最適です。
玄米以外の低GI値の食品。
そば(GI値54)
サツマイモ(GI値55)
かぼちゃ(GI値54)
キノコ類(GI値40未満)
オートミール(GI値55)
そばやサツマイモなど低GI値なのに主食として変えられる食品は多くあります。
朝はオートミール、昼はそば、夜は玄米ご飯など、白米をなるべく避け低GI値食品に切り替えていくだけでもダイエットの大きな一歩になります。
白米は決して悪者ではありません。時には食べる時もあっていいと思いますが、ダイエット中の方や血糖値が気になる方はなるべく避けた方がいいと思います。