「最近物忘れが多いな」「人の名前を思い出せない」など記憶力に不安を感じている方に朗報です。
運動と記憶力は関係ないと思われがちですが、実は深いかかわりがあります。
今回は筋トレによって記憶力がUPするのかどうかについて調べてみました。
是非読んでみてください。
近年の研究により「運動すると脳が大きくなる」ことが判明しています。
脳神経医のアンダース・ハンセン氏が被験者たちに激しい運動を1年間毎日行わせたところ、
脳の海馬(記憶を司る部位)の体積がもとの2%増えたことが分かりました。
一方でほとんど運動しなかったグループの海馬は1.4%縮んでいたそうです。
従来の常識だと、脳細胞の数は加齢とともに減っていくものと考えられていました。
しかし、研究が進むにつれ、運動などの外因により脳細胞を増やせることが知られてきたのです。
記憶や学習の効率も、運動によって向上します。
勉強の前に50回のスクワットをした被験者は、しなかった被験者に比べてテストの成績が50%も上昇したそうです。
スクワットによって成績が上がったのは、運動により発生した興奮物質「ドーパミン」と
記憶の定着を促す「ノルエピネフリン」という神経伝達物質が分泌され、脳が活性化したことで、インプットの効率が向上したからだと考えられています。
筋トレは記憶力の向上など仕事や勉強などさまざまなメリットがありますね。
筋トレを日常生活に取り入れることは脳の記憶力を保つのに最適な手段です。