「ビール腹」が気になるというビール好きの方は多いのではないでしょうか。
今回はビール腹について書いていきます。
◇ビール腹とは
ビール腹とは、内臓脂肪が蓄積してしまった状態のことです。内臓脂肪がたくさん蓄積してしまうとりんごのような体型になっていきます。その体型がビール樽に似ていることから「ビール腹」と呼ばれるようになったと言われています。
◇ビール腹になる原因
「ビール腹」という名前から、ビールが原因でなってしまうと思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろんビールの飲み過ぎも原因の一つではあるのですが、それだけではないのです。では原因は何かというと、ビールと一緒に食べる「おつまみ」です。アルコールは胃液の分泌を促し、胃の動きを活発にします。特にビールのアルコール度数は胃などの消化器系の動きを活発化するのにちょうど良いくらいの度数です。そのためビールを飲むことで食欲がますます増加して、ビールに合う焼き鳥やから揚げなど脂っこいものを食べてしまいます。その結果脂肪が蓄積されビール腹になってしまうのです。
◇解消するためには
ではそんなビール腹を解消するためにはどうすれば良いのでしょうか。
- おつまみを変える
ビールを飲むときは脂っこいものを食べたくなってしまうかもしれませんが、頑張って枝豆や冷ややっこなど脂質が低いものに変えてみましょう。しかし、付き合いなどでどうしても選べない状況の時もあるかもしれません。そういう時は、ビールを飲みつつ水分を取るようにしてください。水分を取ることによって、ビールの飲み過ぎを抑えられて血中のアルコールが早く尿として排出されるので、アルコールによる食欲の増加を抑えられます。
- 運動をする
内臓脂肪を燃焼させるために、有酸素運動がおすすめです。しかし早く解消したいからとハードな有酸素運動を選ぶのではなく、自分が継続できるような運動から始めるようにしましょう。1日30分週3回のように、あまり長時間でなくても期間を空けず継続することが大切です。無理はし過ぎず、ビール腹の解消を目指していきましょう。