良い油はダイエットの味方!逆に悪い油とは?

良い油

ダイエットには揚げ物や脂っこい食べ物は避けた方がいいということは何となくわかっているけど、なんで脂っこいものは太りやすいのか?

良い油、悪い油とはどういったものがあるのか?

今回は良い油、悪い油について解説していこうとおみます。

【あまり取らない方がいい悪い油3つ】

  1. 飽和脂肪酸

飽和脂肪酸とはどういったものがあるかというと、ラードやバターなど常温で塊になっている油です。

消化に時間がかかり、摂りすぎると血液がドロドロになってしまいます。

動物性の飽和脂肪酸は、言ってしまえば私たちの体脂肪そのものです。

普段から蓄えているものをさらに摂取する必要はありません。

  • オメガ6

オメガ6という油はどういったものかというと、必須脂肪酸で、体内で作れないため、食べ物から摂取する必要がある栄養素です。

でも、なぜあまり取らない方がいいかというと、

揚げ物などに使われるサラダ油

加工食品に良く使われる植物性油脂

など、ほとんどの食品に含まれているからです。

オメガ6を摂りすぎると体内に炎症物質を作り、アトピーやアレルギーの原因になってしまいます。

  • トランス脂肪酸

トランス脂肪酸とはどういったものかというと、代表的なものにマーガリンがあります。

マーガリンは構造がプラスチックにそっくりで、外に放置しても腐らない、自然界に存在しない油なのです。

トランス脂肪酸はショートニング、加工油脂など名前を変えて様々な商品に入っています。

本来、植物性油は常温では液体のはずですが、植物性で作られたマーガリンはなぜ固形なのかというと、植物性油に水素を添加して、化学的に元素を返還させて作られているのです。

トランス脂肪酸が体内に入ると、寸介する際に体内の大量のビタミンやミネラルが消費されてしまします。

体内のコレステロールバランスを崩し心臓病を誘発します。

その他、発がん性、ホルモン異常、肥満、胆石、など発症しやすくなる。

オメガ6やトランス脂肪酸を取りすぎると、炎症によってホルモン受容器が作用しなくなる。すると、

体脂肪が増えているのに食欲が抑えられず、どんどん体重が増えてしまう原因になってしまいます。

あまり食べていないのに太ってしまう人はよくない油を取り過ぎているかもしれません。

【積極的に取った方がいい良い油】

・オメガ3

  オメガ3という油はどういったものかというと、必須脂肪酸で、体内で作りだせないため、食べ物から摂取する必要がある栄養素です。

  身体の細胞膜の材料になります。

オメガ3は白血球の働きを抑制し、炎症を抑える作用があります。

脳神経の活動を活性化して記憶力の向上や痴ほう症の予防にも効果が期待されます。

さらに、筋トレやスポーツをした後の筋肉痛にもなりにくいというデータもあります。

オメガ3はサバやイワシ、サンマなどの青魚に多く含まれています。青魚以外にクルミやナッツ類、亜麻仁油、エゴマ油などで摂取してもらえると良いです。

オメガ3は酸化しやすいため加熱はしないようにしましょう。

魚も焼いたらその日のうちに食べきるのがベストです。

オメガ6やトランス脂肪酸を避けてオメガ3を積極的に取っていくことにより、ダイエットの強い味方になってくれます。 是非試してみてください。